Stardock Fences 6の自動整理ルール完全ガイド【2026年版】
Windows 11のデスクトップは、使っていると自然にファイルやショートカットが散乱していきます。ダウンロードしたPDF、スクリーンショット、ゲームのインストーラー、プロジェクトファイル——気づいたら何十個ものアイコンがデスクトップを埋め尽くしているというのはよくある光景です。
Stardock Fences 6の自動整理ルールは、この問題をほぼ自動で解決します。デスクトップに新しいファイルが追加されると、設定したルールに基づいて自動的に対応するFence(グループ)に振り分けられます。一度設定すれば、その後はほとんど手動で整理する必要がなくなります。
このガイドでは、自動整理ルールの設定方法、実用的なルールの例、そしてFencesの代替としてのThemiaとの違いについて詳しく説明します。
自動整理ルールとは何か
Fencesの自動整理ルールは、「条件」と「アクション」のペアです。条件に一致するファイルがデスクトップに追加されると、自動的に指定したFenceに移動します。
設定できる条件の例:
- ファイルの拡張子(.pdf、.docx、.xlsx、.pngなど)
- ファイル名に特定の文字列が含まれる(「請求書」、「契約書」、「スクリーンショット」など)
- ファイルの種類(画像ファイル、動画ファイル、実行ファイルなど)
- 特定のフォルダから移動してきたファイル
これらの条件を組み合わせることで、精度の高いルールを作れます。たとえば「.pdfかつファイル名に『請求書』を含む」→「経費・請求書Fence」のように設定できます。
自動整理ルールの設定手順
設定は次の手順で行います:
- デスクトップを右クリックして「Configure Fences」を選択
- 左メニューから「Organize」または「Rules」を選択
- 「Auto-organize new items on my desktop」を有効にする
- 「Add Rule」をクリックして新しいルールを作成
- 条件(ファイル種類、名前パターンなど)と振り分け先のFenceを指定
- 「OK」で保存
ルールは上から順に評価されます。複数のルールが一致する場合は、最初に一致したルールが適用されます。順序を変更するにはドラッグ&ドロップで並び替えができます。
実用的なルール設定例
以下は実際の使用場面で役立つルールの例です:
ダウンロードファイルの整理:
- .pdf拡張子 → 「ドキュメント」Fence
- .exe、.msi拡張子 → 「インストーラー」Fence
- .zip、.rar、.7z拡張子 → 「アーカイブ」Fence
- .png、.jpg、.webp拡張子 → 「画像・スクショ」Fence
仕事のプロジェクト別整理:
- ファイル名に「プロジェクトA」が含まれる → 「プロジェクトA」Fence
- ファイル名に「請求書」または「invoice」が含まれる → 「経理」Fence
- .pptx拡張子 → 「プレゼン資料」Fence
学習・勉強用:
- ファイル名に「講義」、「授業」、「テキスト」が含まれる → 「大学」Fence
- .ipynb拡張子(Jupyterノートブック)→ 「プログラミング」Fence
既存ファイルへのルール適用
自動整理ルールは、設定後にデスクトップに追加されたファイルに自動適用されます。設定前にすでにデスクトップにあるファイルには自動では適用されません。
既存ファイルにルールを適用するには:
- デスクトップの空白部分を右クリック→「Organize all icons」を選択
- または特定のFenceを右クリック→「Organize this fence」
整理する前にプレビューが表示されるので、意図しない移動が起きないか確認できます。一度確認してから適用するのが安全です。
DesktopPagesとの組み合わせ
Fences 6のDesktop Pages(複数のデスクトップページ機能)と自動整理ルールを組み合わせると、さらに強力な整理システムが作れます。たとえば:
- ページ1:仕事用(ビジネスファイルのFences、自動で振り分け)
- ページ2:個人用(趣味・ゲーム・プライベートのFences)
- ページ3:アーカイブ(完了済みプロジェクト、めったに使わないFences)
自動整理ルールはページをまたいで機能するため、「仕事のPDF」を「仕事ページのドキュメントFence」に振り分けるルールを設定しておけば、どのページを表示していても自動で正しい場所に移動します。
Themiaとの違いと組み合わせ方
ThemiaはFencesとは根本的に異なるツールです。Fencesがファイルとショートカットを整理するのに対し、Themiaはデスクトップにリアルタイム情報を表示します。
Themiaで表示できるウィジェットの例:
- 天気予報(現在の気温・週間予報)
- デジタル時計
- CPU・メモリ使用率
- 株価・為替レート
両方を同時に使うことができます。Fencesで自動整理ルールを使ってファイルを整頓しながら、Themiaのウィジェットで必要な情報を常に表示する——これが2026年時点でWindows 11デスクトップをカスタマイズする人気の組み合わせです。詳しくはWindows 11デスクトップカスタマイズガイドをご覧ください。
価格について
Stardock Fences 6の価格は29.99ドルの永久ライセンス(一度の購入で永続使用)または年間9.99ドルのサブスクリプションです。5台分のファミリー・オフィスライセンスは49.99ドル(永久)または19.99ドル(年間)です。
Themiaは無料プランと、追加ウィジェットが使えるProプラン(19ドルの一回払い)があります。Fencesより10ドル安く、サブスクリプションなしで使えます。
まとめ
Stardock Fences 6の自動整理ルールは、一度設定すれば日々のデスクトップ整理を自動化できる強力な機能です。拡張子、ファイル名パターン、ファイル種類などの条件を組み合わせて、自分のワークフローに合ったルールを作りましょう。Desktop Pagesと組み合わせることでさらに体系的な整理が可能になります。デスクトップのウィジェット表示にはThemiaを補完的に活用するのがおすすめです。
よくある質問
Stardock Fences 6の自動整理ルールはどこで設定しますか?
Fences 6の設定(右クリック→Configure Fences)を開き、「Organize」または「Rules」セクションに進みます。そこで「Auto-organize new items」を有効にし、ルールを追加できます。各ルールはファイルの種類、拡張子、ファイル名のパターン、保存先フォルダなどの条件を指定し、一致したファイルを特定のFenceに自動的に振り分けます。
Fencesの自動整理ルールはリアルタイムで動作しますか?
はい。デスクトップに新しいファイルが追加されると、Fencesはルールをリアルタイムで適用します。ファイルをデスクトップに保存したり、ダウンロードしたりすると、設定したルールに一致する場合は数秒以内に自動的に対応するFenceに移動します。すでにデスクトップにあるファイルに対してルールを適用する場合は、設定メニューから手動で「今すぐ整理」を実行する必要があります。
Fences 6の自動整理とThemiaのウィジェットはどう違いますか?
Fences 6の自動整理はデスクトップのアイコンやショートカットを整理する機能です。ファイルをルールに基づいてFence(グループ)に自動的に振り分けます。Themiaは全く異なるアプローチで、天気、時刻、システム情報、株価などのリアルタイムデータをデスクトップウィジェットとして表示します。Themiaにはファイル整理機能はありませんが、常に最新の情報を表示するデスクトップを作ることができます。両方を同時に使うことも可能です。
Stardock Fences 6は日本語に対応していますか?
Fences 6のインターフェースは主に英語ですが、Windows 11の日本語環境で問題なく動作します。日本語のファイル名や日本語フォルダのパスも正しく処理されます。ただし、アプリ自体のUI(メニューやオプション)は英語表示です。設定内容や操作はそれほど複雑ではないため、英語UIでも大きな問題はないでしょう。
デスクトップに散乱したファイルを一度に全部Fenceに整理できますか?
はい。「Fence Organizer」機能(設定→Organize→Organize existing icons)を使うと、現在デスクトップにあるすべてのアイコンにルールを適用して一括整理できます。または、整理したいFenceを右クリックして「Organize this fence」を選ぶと、そのFence内のアイテムにルールを適用できます。整理前にどのように移動するかプレビューできるオプションもあるので、誤操作を防げます。
Fencesの自動整理ルールを使いながら手動でファイルを整理することもできますか?
はい、自動ルールと手動整理は共存できます。自動ルールはあくまでデスクトップに新たに追加されたファイルに適用され、手動でFence内に配置したファイルはそのまま残ります。手動でドラッグ&ドロップしてFenceに入れたファイルは、ルールの対象外として残ります。ルールは「デスクトップに落ちてきたファイルの交通整理」として機能し、意図的に配置したショートカットは触れません。